今日は、20系ヴェルファイアにイクリプス・リアモニター取り付けのお話。
リアモニターと言っても、ヘッドレストに固定する商品ではなく天井のモニターです。定番はアルパインのフリップダウンですが、今回はイクリプス(富士通テン)のモニター。
専用の取り付けキットを使用するので、説明書の手順にやれば問題なくできるはず。ですが、イクリプスの商品は初めての取り付けだったので結構緊張します。なんせ天井の内貼りをカットしますから失敗すると大変な事に・・・
説明書をよく読んで天井をカットします。型紙を当てて・・・勇気を出して・・・
イクリプスの天井モニターのカットは何故か変な形に天井をカットしないとダメです。
こんな形。ちょっとビビッて小さめにカットしました。しかし、形が変なのでカットしにくい事。
カットが終われば、中に金属のブラケットを固定していきます。隙間があまりないのでちょっとやりにくいです。説明書には10ミリの短いソケットを使ってにょろにょろなんて説明書きもありましたが、親切なのか不親切なのか・・・。
ブラケットの形状のせいで板ラチェが使用できないので、ソケットしか使えないんじゃないの?
親切に説明書に書いてるけど、板ラチェとか複数の工具でも対応できる構造にする方がよっぽど親切だと思ってしまった。
ついでに、頭が10ミリボルトですが『+』が切ってないタイプなのでドライバーは使えない。
天井を少しV字にカットした部分は、ブラケットのボルトを固定する部分なので作業性を考えてカットするようにしたのでしょうけど、ソケットを使ってボルトを固定しようとしても切り方によってはソケットが内貼り部分に当たってボルトがまっすぐ入らないんです。
じゃあ、もう少しカットすればいいのかってなると切りすぎると大変なことになるんでそんなことしてられない。
なので、指先で何とかボルトをかけましたが、もし、ボルトの頭に『+』が切ってればドライバーでボルトを入れることは可能だと思いますね。
最後の本締めは、別の工具でしっかりすればいいですが、最初がやりにくい・・・
と、文句はこれぐらいにして、ブラケットを固定したら本体の固定。
モニター本体と天井のカットの大きさがあまり余裕がないのでカットを間違えたり、位置がずれると大変なことになりそうです。
でも左右は本体金具と同じか少し大きめにしないとダメです。
最終的に天井と本体に隙間ができることになります。
完成した感じはこんな感じ。
ちなみに、車両の配線を使用するので、天井部分で中継線を接続し、助手席の下に分岐配線を接続してナビ裏まで配線します。説明書には、助手席シートを取り外すように書いてましたが下から普通に手が入るので手探りでも可能でした。
ちなみにナビ本体は、イクリプスの9インチナビです。
これも車種別説明書があるので問題なし。
今回、初のイクリプスの天井のモニター取り付けでしたが不満だらけですね。唯一の良い点は、車両の配線を一部使う事かな。
天井カットする形は四角ベースじゃないのでやりにくくて時間かかるし、ボルトは『+』切ってないし、中のブラケットを固定するのに板ラチェ使えないし・・・
もひとつ言えば、ナビのフィルムアンテナも昔に比べたら張りにくくなったし・・・
取り付けを行う人間からしたら、何考えて設計・製造してるんだろう?って思ってしまいますね。他と比べて取り付けのしにくい製品はどうも積極的に売る気にならないです。
ちょっとのことで作業性はすごく変わるんですけどね。
以前のイクリプスのフィルムアンテナ(左右2枚で貼れた時)はすごくよかったのに・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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