今回はトヨタの純正ナビゲーションNSZT-W62Gのセキュリティロック解除方法の話。
バッテリー交換などでカーナビ本体の電源が切れた後に再起動したときに出る「パスワード入力」画面。パスワード忘れたり中古車で前オーナーがパスワード設定してた時とかパスワードロックがかかりナビが起動できなくて困りますね。
基本的にはディーラーへお願いするのですが、年式によっては自分でパスワードロック解除可能なので紹介します。
トヨタ純正ナビのセキュリティーパスワード解除方法
まず、今回紹介する方法は2001年から2015年モデルまでのカーナビのパスワードロック解除方法になります。これ以降は方式が違うようなので今回のやり方ではできません。また解除にはパソコンに専用の無料ソフト(プログラム)をインストールする必要があります。
ナビ本体の年式を調べるにはビートソニックのこちらの検索が便利です。トヨタディーラーオプションナビの型番は大体左下に書かれてます。
大まかなやり方としては
- カーナビ本体をサービスモード(裏メニュー・点検モード)へ移行
- 点検項目のサービス情報⇒セキュリティ解除コード入力
- ERC入力画面の16桁の英数字をERC変換ソフトへ入力
- 変換ソフトに表示された8桁の英数字をカーナビへ入力
- 解除成功したらで本体再起動で確認
このような流れになります。
準備1:パソコンへ変換ソフトのインストール
パソコンにインストールするERC変換のソフト「Mafon calculator.exe」は海外のサイトからダウンロードします。ロシア語のサイトです。
私はこちらからダウンロードしました。画面下の方からダウンロードできます。言葉はわかりません・・・
ZIPファイルを解凍してインストール。起動するとこんな感じ
準備2:本体をサービスモードへ移行
カーナビ本体をサービスモード(裏メニュー・点検モード)にします。カーナビ本体の年式でやり方は色々あるようですが例を挙げておきます。
- 現在地ボタンを押したままでスモールライトの点灯・消灯を3回繰り返す⇒サービス検査画面
- 「情報・G」ボタンを押したままでスモールライトの点灯・消灯を3回繰り返す⇒サービス検査画面
- メニューボタン長押し⇒画質調整画面になる⇒画面の左の真ん中よりちょっと上、ちょっと下辺りを「上下上下上下」と3回タッチ⇒サービス検査画面【パスワード入力画面の場合、小文字の「ゃ」「っ」のあたりをタッチ】
旧タイプのトヨタ純正ナビのサービスモードはこのようなやり方で突入できます。ナビの型式で異なりますが検索すれば情報はあると思います。
NSZT-W62Gのセキュリティーロック解除
バッテーリー交換をしてトヨタ純正ナビNSZT-W62Gがパスワードロックかかって起動しない。ナビも古いので交換で入庫の車。作業後に廃棄処分のため試しにセキュリティーロックを解除してみました。
症状はこれ。「たんじょうび」の質問に対する回答は知らない・・・
ナビのモデルはNSZT-W62G
調べると2012年モデルのようです。
NSZT-W62Gのサービスモードへ移行をグーグルで検索すると2つの方法がヒットしましたが、今回の場合は例に挙げた3番目の方法でした。
メニューボタン長押し
画質調整モードへ切り替わり。左の真ん中より上と下の位置をタッチ
他の皆さんも「ゃ」「っ」をタッチしてます。
「ゃ」「っ」「ゃ」「っ」「ゃ」「っ」順番に3回ずつタッチすると画面切り替わりサービス検査へ移行
サービス情報からセキュリティ解除コード入力
ERC入力画面の16桁の英数字を変換ソフトへ入力
左下のボタンをポチったら下段の空欄に8桁のコードが出力
8桁のコードをナビ画面へ入力
完了ボタン。成功すればセキュリティ機能解除の画面。
ナビを再起動。
無事に起動しました。処分にあたりCD/DVDの抜き忘れないか調べましたが何もありませんでした。
まとめ
今回は、トヨタのディーラーオプションナビのセキュリティロック解除の方法を紹介しました。対応するのは2015年までのモデルのようなのでもう古いナビの話になります。
今回のケースのようにバッテリー交換やナビの電源外してロックかかった場合は参考に。ERC変換ソフトのダウンロードが無くなれば終了かな。保存しとこ・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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