今回は、C-HRにカーメイトのエンジンスターター取り付け方法の話。

 

 

C-HRに取り付けたエンジンスターターはカーメイトのTE-X501T

 

 

このモデルは、エンジンスターターで始動させた後でも、純正キーレスやキーフリー・スマートエントリーでドアロックの作動が可能です。

エンジンスターターのリモコンでもドアロックの開閉はできますが、ドアロックアダプターが必要になります。

 

 

また、純正の電子キーを仕込む必要がありません。

 

取り付けの際に最低限必要になるのは、車種別専用ハーネスXE1だけです。

 

 

 

取り付けに関しては注意点もあります。

以下、カーメイトのホームページより引用

ディーラーオプションのオートアラーム装着車には取付けできません。
・ エンジンスターターによるアイドリング中も純正キーレスエントリーやキーフリーシステム・スマートエントリーによるドアの施錠/解錠が可能です(イージーエントリー機能)。
また、別売のTE202を使用することで、本製品のリモコンからドアの施錠/解錠も可能になります。
別売のオプションを使わずに、車両のオートライト機能をONにした状態で使用することができます。エンジンスターターによる始動時は車両のオートライト機能がキャンセルされます。
・ エンジンスターターによるアイドリング中はドアミラー・パワーウィンドウ等の電装品は作動しない場合があります。
・ 車両へ乗り込んだ後にフットブレーキを踏むことで、エンジンスターターによるアイドリングの停止とエンジンの再始動を自動で行います(オートリスタート機能)。再始動後は車両本来のエンジン始動状態となるため、純正キーによるドアロック操作は使用できません。
・ エンジンスターターによる始動時は、車両パワースイッチによる始動時と同じく、ガソリンエンジンが停止したままハイブリッドシステムが起動する場合があります。
・ TE418(ハザードフラッシュリレー)は取付できません。
・ TE419(車速連動ドアロックコード)は使用できません。

http://db.carmate.co.jp/matching/output/index.php?tesqID=2541&carMakerID=12&carNameID=1602&menuST=36

 

C-HRのエンジンスターター取り付けには車種別配線情報が必要

C-HRのエンジンスターターを取り付けるには専用のマニュアルがないと非常に難しい作業になります。

どの配線をどこに接続したらいいのか?

どの配線が必要なのか?

これがわからないと最近の車にエンジンスターターを取り付けるのは困難です。

 

 

カーメイトの車種別配線情報は一般の方でも見ることが出来るので、自分でエンジンスターターを取り付けてみたいと思う方でも作業は可能になります。

TE-XシリーズのC-HR(H28.12~H30.05)の車種別配線情報はこちら

http://www.carmate.co.jp/starter/pit_manual/toyota/chr_hybrid-1612push_x1.pdf

 

参考にカーメイトの車種別適合情報はこちらから(適合情報から配線情報見れます。)

http://db.carmate.co.jp/matching/output/index.php

 

C-HTの車種別配線情報を参考に作業を始めます。

 

プッシュスタートスイッチやECUに配線を接続するためパネルの取り外し。

 

 

右側のパネルだけ外したいけど、引っ張るとハンドルコラム下のカバーも一体で外れてきます。

コラム下のパネルはセンターコンソール部分でかぶって重なってるため、先にセンターコンソール部分のパネルから取り外す必要があります。

でも面倒だったので別の方法で。

 

右側のパネルと下のパネルは裏からネジで固定されてます。

裏にあるネジを外して右のパネルだけ取り外します。

 

 

ボンネットケーブルとかも外しておくとネジを取り外しやすいです。

 

 

このパネルが外せるとECUなどにアクセスできます。

 

 

あとは、車種別配線情報に従って接続していけばエンジンスターターの取り付けが完了します。

 

C-HRのエンジンスターター取り付けで困難なポイント

C-HRのエンジンスターターの取り付けを行ってみて、初めてだと困難だなと思う作業がありました。

それが、ブレーキペダルの上にあるスイッチのカプラーへの接続。

 

エンジンスターターでエンジンをかける際にブレーキを踏んだ状態にするため、ブレーキのスイッチに配線を接続する必要があります。

エンジンスターターの電源線と2本接続しないといけません。

 

ただ、このカプラーにアクセスするのが大変なんです。

ステアリングシャフトも邪魔だし、手が入るスペースもほとんどないんです。

片手の指がやっとって感じ。

 

そんな狭い所に付属のタップで2本の配線をつなぐのは非常に困難な作業でした。

運転席下をバラバラにしたら作業しやすいのかもしれないけど・・・。

 

カプラーのすぐの部分ではどうやっても接続できなかったため、ちょっと視点を変えて別の場所から接続しました。

cara1

別にカプラーの部分じゃなくても大丈夫じゃないか!!ということです。

 

C-HRにカーメイトのエンジンスターター取り付け方法のまとめ

今回の車両ではドアロックの配線が無かったので、運転席回りだけで作業は完了しました。ブレーキ周りが困難でしたが、一度経験すると次回はまだ楽でしょう。頭を柔軟に・・・。

今回の機種カーメイトの「TE-X501T」は純正のキーレスが動くのが良いですね。

ドアハンドルでロック・アンロックできるので便利。

 

ちなみに、車種別配線情報にも使用上の注意点とか記載があるので必ず目を当した方が良いです。

 




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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