今回は、自動車の廃車の手続きの仕方と補助金の話。

 

今まで乗ってた自動車を廃車するときには、お金がかかり手続きも手間といったマイナスのイメージが多いのではないでしょうか?

 

自分で廃車の手続きを行う場合には、普通車ならば永久抹消登録軽自動車の場合ならば解体返納と呼ばれる手続きをしなければなりません。

永久抹消登録を自分で行う時には、現住所の運輸支局で行うことになります。

 

 

一般的にはまず解体業者に依頼することで、解体後には永久抹消登録に必要となる書類を発行してもらうことができ、それら必要となる書類などの持ち物を持って運輸支局へ手続きに行くことになります。

解体業者に依頼した解体費用や、廃車引き取り費用など自動車を自ら廃車の手続きを行う際には、思いのほか出費がかさむということは頭においておくべきです。

 

廃車補助金制度について

一昔前は廃車補助金制度というものが設けられており、車齢が13年を超えた車を廃車する場合には、それに対して国から補助金として支給してもらうことができていました。

これは2通りのパターンがあり、車齢13年を超えた車を処分のみする場合と処分に加え新車を購入する場合がありました。

 

処分のみという場合は、普通車1台につき10万円で、軽自動車の場合は5万円となっていました。

新たに買い換える場合には、さらに金額が大きく、普通車で25万円で軽自動車の場合にも12.5万円が受けられるようになっていて、自動車の処分や乗り換えをすることがお得なことと感じられるようになっていました。

 

この制度は、環境に良い自動車にするために設けられた制度であり、近年の自動車は環境に優しいものが販売されるようになったことから、現在はこの廃車補助金制度は終了しています。

 

現在はただ処分するだけでは補助金の制度はないので、出費のみになってしまうと考えがちです。

 

処分の仕方によっては出費を抑えることも可能

しかし、処分の仕方によってはお得に手放すことができるケースもあるので、処分の仕方をよく考え比較してから選ぶようにしておきましょう。

買取業者に買い取ってもらうことで、無駄な出費を避けることができるだけではなく、売ることができないと考えていたような自動車でも、値段をつけて買い取ってもらえることもあります。

一口に買取業者といっても様々な業者があり、どこにお願いするのかによって受け取ることができる金額の有無にも大きな差が生まれることになります。

 

一般的には中古車買取店やディーラーに持ち込むことになりますが、そのほかにもガソリンスタンドの無料引き取りなど様々な方法があります。

もう動かないような自動車の場合には、査定に出しても無駄だと考えてしまいがちなので、自分の出費がなくなるだけでもありがたいことだと思い、他と比較することなくガソリンスタンドの無料引き取りに出してしまうという人も少なくはありません。

 

しかし、実際に動かない自動車でも、パーツによっては動くものもあるからこそ無料で引き取ってもらうことができ、価値があるものということになります。

その場合には、売れないと考えていたような自動車でも買い取ってもらえる可能性を秘めていることは確かです。

 

まずは査定に出してみるようにしましょう。

 

ただし、注意点もあります。

動かない車の査定の場合には、無料で出張査定に来てくれるのかという点や、レッカー移動するためのお金は無料なのかも確認しておくべきです。

 

まとめ

自動車を処分することにより、補助金が出るという素敵な制度はすでになくなってしまっていますが、少しでもお得に自動車を手放すことができ、なおかつ手間もかからなくて済むのかというのは、どの処分の仕方を選ぶのかによって大きな差が生まれるということは頭に置いておくべきです。

売れないと思い込んでいる自動車でも、買い取ってもらえる可能性はゼロではないということは頭に置いておくことが大切です。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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