今回は、トヨタのヤリスのホーン交換の方法です。
ヤリスは2020(令和2)年2月以降のモデル。型式は、5BA-MXPA15、5BA-MXPA10、6AA-MXPH15、5BA-KSP210とか
ヤリスのホーン交換ですが、バンパーは外さないと交換できないのか?バンパー外しは必要か?
ということでやってみましたので紹介します。
ヤリスのホーン交換の方法
純正ホーンの位置と個数
ヤリスの純正ホーンはグリルの中に1つあります。
実際にホーンを鳴らしても単発のピーって音ですね。
これじゃ物足りない・・・
バンパーの取り外しは必要か?
ボンネットを開けて見たところバンパー上部にカバーがしてあります。
これが外せると上から純正ホーンが取り外せて、うまくいけば交換が可能。
ところが、カバーが簡単には外せそうにありません。
とあるお店がバンパーを取り外さないでホーン交換をした記事を見ましたが、すごく大変そうでした。
最初からバンパーを取り外す方向で考えた方が作業は早いみたいです。
バンパーの取り外し方
バンパーを取り外した方が確実で早いので取り外します。
上部のボルトとクリップを取り外します。
フェンダーの部分はツメとクリップのみです。
上の部分は広げる感じです。
この下のクリップは隙間にマイナスドライバーなどを入れて少し広げるとバンパー外れます。
あとは、バンパー下部のボルト。10㎜のビスで固定されています。
6本くらいあったかな・・・
バンパーを固定してる部品は少な目です。
フェンダー部分を外方向に広げて前方に引っ張ればバンパーが外れます。
ちなみに、フォグランプやセンサーのカプラーが繋がってるので、フェンダーを広げた際に先に外しておくとバンパー取り外した際に楽です。
交換後のホーンの取り付け位置の候補
バンパーを取り外したら交換するホーンの取り付け位置を探します。
ちなみに交換するホーンはアルファ2コンパクト
MITSUBA [ ミツバサンコーワ ] アルファーIIコンパクト [ クラクション ] ホーン [ 品番 ] HOS-04G
ホーンのステーが回転出来てコンパクトサイズなのでいろんな車種に取り付けが可能です。
音色にこだわりが無ければアルファ2コンパクトがおすすめです。
グリル中に見えてた純正ホーンはこんな感じ
右のヘッドライト下のスペース
ウォッシャータンクがあってホーンの取り付けは難しそうです。
タンク下の鉄板に穴ありそうですがちょっと無理そう・・・
左のヘッドライト下のスペース
左のヘッドライト下にはもう1個ホーンがありました。
どうやら純正のセキュリティー用のホーンみたいですね。
ホーンボタン押しても音は鳴りませんでした。
このホーンは取りはずさないでおいておきます。
左のヘッドライト下は空間はあるけど、ホーンを固定するボルト、穴があまりないです。
純正ホーンの位置
純正ホーンの位置に1個は固定できそうです。
残る一つは赤丸のステーの固定ボルトや穴を利用するか?って感じかな。
ただ、この部分にバンパーに取り付けてあるセンサーユニットがくるため干渉が心配。
ホーンステーが回転できる小さなホーンなら取り付けは可能かもしれませんね。
ホーンを取り付けた位置part1
純正ホーンの位置も考えたのですが、今回は左のヘッドライト下に取り付けることにしました。
セキュリティー用のホーンを固定してるボルトを外して一緒に固定します。
新しいホーンはこの位置に背中合わせで固定しようと思いましたが、フォグランプのカバー(フォグ無し車両でした)との干渉が気になったので背中合わせはキャンセル。
こんな感じで固定しました。
背中合わせにしようとしたのでステーが少し曲がってますが、この感じなら曲げなくて大丈夫です。
この位置ならステーが回転できるホーンなら別のホーンでも取り付け可能な気がします。
この位置に純正のホーンが無い場合は別途ボルトが必要かもしれませんね。
あとはホーンの電源の延長
プラス線だけ延長してきました。左のヘッドライト下にアースポイントがあります。
配線を接続したらホーンを鳴らして動作確認。
ちなみに、作業中はIGオンなど絶対にしません。バンパーにセンサー付いてるので取り外してる間は必ずオフです。
チャックランプ点灯させないためですね。点灯するか知らないけど・・・
バンパーを元に戻してヤリスのホーン交換終了。
ホーンを取り付けた位置part2(純正位置)
別日に純正位置に取り付けできるか試してみました。
純正のホーンを外して
元のボルト穴を利用。
この時もアルファ2コンパクト。こんな感じ・・・
OKか?と思ったら・・・
端子の部分が車両ステート干渉しそうです。
クリアランスがヤバいです。
こっちの端子に+側を接続したら完全にアウトですね。
マイナス端子にすればOKかもしれないけど、何か起きたら嫌ですね。
チョットクリアランスを確保するためワッシャー等をはさんでみました。
ホーンステーを少し変形させたりして端子部分が干渉しないように対策。
端子とステーが絶縁できれば大丈夫ですけど、振動とかでショートしないように対策をします。
こんな感じで固定できたのでバンパーカバーを元に戻すと・・・
バンパーカバーとのクリアランスが微妙
偶然干渉してませんでした。
ステーと干渉しないように前の方に出したら、バンパーカバーと干渉するかもしれませんね。
純正位置に2個の取り付けは出来なくもないですが、前後の位置調整が難しいかも・・・
1個は純正位置、もう1個は別の位置がいいかな。
まとめ
ヤリスのホーン交換の方法を紹介しました。
グレードや仕様で多少違いはあると思いますが、バンパーの取り外しも意外と簡単なので外した方が作業しやすいです。
取り外さないほうが時間がかかりそうだし変な取り付けになりそう・・・
もしホーンのステーが回転できないホーン(アルファⅡなど)を取り付けるなら、純正位置に1個、左ヘッドライト下に1個とかなら取り付けできるかもしれませんね。
ホーンの開口部はできる限り下向きにした方がいいので、ステーが回転できないホーンの場合は取り付け位置はかなり限られてくると思います。
実際にホーンを交換した感じではアルファ2コンパクト以外も取り付けは可能な気もします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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配線加工方法を教えてください
コメントありがとうございます。
配線の加工方法ということですが、どの部分の加工のことでしょうか?
ホーンの取り付けや配線方法をどの程度理解されてるかわかりませんので憶測で回答します。
社外ホーンへのつなぎ方の場合
どんなホーンを取り付けるのかわかりませんが、2端子のホーンを2個付ける場合なら、純正のホーン配線を延長してから途中で2本に分岐。
又は、純正ホーン端子の部分で2本に分岐して延長。
どちらかの方法になると思います。
アースは2本作って個別接続か、1本のアース線を2個につなぐのか?ですかね・・・
純正ホーンからの延長する際の配線のつなぎ方の場合
ミツバの純正変換コードシリーズのトヨタ用を使って延長してもいいと思います。
長さ足りなければさらに延長が必要ですけし、2本にするために分岐も必要ですけど・・・。
他の方法だと、純正コネクターを切断してつなぐ方法、エレクトロタップ使う方法、スプライス使う方法、平型端子使う方法、半田付けする方法などもありますね。
図で説明できないのでわかりにくいかもしれませんが、ホーンの配線方法などで画像検索すればイメージはつかめると思います。
ヤリスの場合も配線加工といっても難しいことはしてなくて、1端子1ホーンを2端子2ホーンに変えただけなので他のサイトの情報も参考にしてみてください。