今回は、ダイハツの新型ムーヴ(LA150S・LA160S)にバックカメラを取り付ける際の難しさの話
新型ムーヴは、2014年12月(平成26年12月)以降のモデルです。型式はLA150S、LA160Sとか
最近は、バックカメラのついてる車ってとても増えてます。
純正で元々付いてるのもあれば後からバックカメラを取り付ける場合も。
ほとんどの車は後からでも取り付けできますが、今回話しをする「ムーヴ」のようにちょっと難しい車両もあります。
新型のムーヴもオプションの「純正ナビ装着用アップグレードパック」をつければバックカメラはついてますが、そうじゃないと後からバックカメラの取り付けになります。
で、今回後からバックカメラを取り付けたのでその際の話をします。
新型ムーヴのバックカメラ取付位置
今回、取り付けたカメラの位置はココ。ナンバープレート左上。
純正では、下の写真の位置にカメラがあります。
本来なら、リアゲートのノブの横のスペースにバックカメラを埋め込みしたら格好良くできると思います。
しかし、今回予算の都合で貼り付けです。
純正と同じように埋め込みができるのか?ですが、カメラのサイズにもよると思いますが出来そうです。
ただ、加工が大変そうです。(専用のキットとか、純正のカメラ付けるノブがあれば別ですが)
ムーヴのリアゲートは樹脂製で困難
それと、厄介なのが最近増えてる樹脂製のリアゲート。
ムーヴとかタントとかゲートが樹脂です。
樹脂製のリアゲートの何が問題かと言えば、内張りが無いってこと。
通常はゲートの内側に内装パーツ(カバー)があって、それを取り外してカメラの配線等します。
しかし、樹脂製リアゲートの場合は、内張り(カバー)が付いているのは一部分だけになるんです。
だから、下の写真のように「コの字型」のような配線の取り回しになります。
途中に開口部のないコの字のトンネルの中を配線するって訳です。
この作業が結構大変。
ゲートとかの配線をやったことがある方ならわかると思いますが、90度に曲がるポイントが2か所あるんですよね。
「1」から「2」に行くまでに「A」と「B」の2か所が約90度。樹脂がプレスされてる中を通すので一切触れません。
リアガラスの熱線の配線が出てる穴がありますがあまりに役に立たないです。
この配線を通す作業がどのくらいの時間でできるか予測はできません。
うまくいけば数分。ハマってしまえば数時間ってところ。
樹脂製リアゲートの内部の配線の方法
まず、どうやって「コの字」を通すの?
ってことです。
ここで役に立つのが、この配線通しの棒
オートプロSUZUKI BL-1438 スムースロッド 青 3×1400mm
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販売者に連絡します。
私もこの棒使ってますが、この配線通し棒が無かったらムーヴのバックカメラの配線はチョー困難だったと思います。
この配線通し棒は多少折り曲げても折れないので、ある程度先端部分を折り曲げて、ゲートの形に合うようにクセをつけれるので使いやすいです。
でも、「B」の位置を越えた後どっかに引っかかって30分くらい格闘しました。
柔らかい棒だとあの距離を押し込んでいくのが難しいと思うし、固い棒とか金属だと90度の部分がうまく曲がらないとか色々不具合がありそうです。
最近は他の工具で配線通してないですが、あの配線通しは役に立ちますよ。
リアゲートの配線が通っても次の難関ポイント
リアゲートの中を配線する一番の難関を通り超えても、次の難関があります。
ムーヴの場合、ゲートと車両の配線のチューブの部分が実はカプラーになってます。
このカプラーの空いてる部分(隙間)からしか配線が通らないです。
もしバックカメラの配線が太かったり、大きめのカプラーだとすんなり通らないかもしれません。
どこか加工したりしないとダメなこともあるかもしれませんので要注意です。
今回も、楕円のカプラーのホルダーとカプラーは分解して配線を通しています。
この部分も配線を通すことができれば、あとはオーディオ裏まで持っていくだけですね。
特に難しいことはないです。
まとめ
新型ムーヴ(LA150S、LA160S)でバックカメラを後付けする場合に問題が起きそうなのは、リアゲートの配線の取り回しです。
ここの作業効率でカメラの取り付けかかる時間が大きく変わるでしょう。
ちなみに先ほど紹介した配線通しの棒「スムースロッド」ですが、長さや太さがいくつかあるので、もし購入する際は選んで買いましょう。
一回きりの使用のつもりではちょっと値段が高いですが、便利なので持ってもいいと思います。長いの買って切るのもいいかも・・・
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「スムースロッド」の他の使い方とかYouTubeの動画がありました。
例えばこれ
https://www.youtube.com/watch?v=hB_zig2cI-U
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楽天・アマゾン共に売り切れ状態ですので、販売先情報を教えて頂きたいと思います。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
販売元に連絡したところ、こちらのサイトからお問い合わせくださいとのことです。
http://addonteck.com
よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
連絡してみます。
ムーヴやタントの樹脂製リアゲートに配線を通すのは困難なので、純正カメラ配線を利用すればリアゲート上部までは配線する事が出来ますよ(配線を切断、結線する必要はありますが・・・)