今回は、50系のプリウスにサイドカメラを取り付けたので紹介します。
では、プリウスに取り付けたサイドカメラなどの商品、ドアミラーの加工、配線の方法などを紹介していきます。
50プリウスに取り付けをしたサイドカメラ
今回、取り付けをしたサイドカメラは助手席のドアミラー部分。
使用したのはデータシステムから販売されている50系プリウス専用サイドカメラキットSCK-55P3N
SCK-55P3Nは保安基準適合商品なので安心です。
あと、ナビゲーションが純正だったため別モニターにサイドカメラの映像を映すようにしました。
データシステムでは純正ディーラーオプションナビでもサイドカメラ入力対応モデルの場合に接続できるように部品を販売されています。
純正ナビのサイドカメラ入力ハーネスの適合はこちらを確認してください。
今回は、別モニターを使用する方向になったのでデータシステムの5インチモニターを使用しました。
アルパインでも50プリウス用のサイドカメラは販売されていますが今回はデータシステムにしました。
アルパインのサイドカメラの場合は、カメラ本体HCE-CS1000と取り付けキットKTX-Y010PRが必要です。
アルパインのサイドカメラはRCA入力なので外部モニターにも接続は可能ですね。
サイドカメラ取り付け前の状態
サイドカメラを取り付ける前です。
サイドカメラ用のモニターは助手席の左前あたりに設置予定。
サイドカメラ取り付け方法:ドアミラー加工編
では、プリウスのサイドカメラの取り付け方法です。
データシステムのSCK-55P3Nには説明書が入ってるのでわかりやすいです。
最初はドア内張りの取り外しから
インナーハンドルのカバー外してネジ取り外し
パワーウィンドウスイッチ、アームレスト類を外してネジ取り外し
ドアの内張りはクリップで固定されてるので引っ張って外します。
上部も刺さってるので引っ張ります。
ドア内張り外したらドアミラーを取り外します。
赤矢印のカプラーを外します。
3か所のナットを外してドアミラー取り外します
取り外したらドアミラーの加工。
カメラ取り付け部分のカバーを取り外し
付属の専用型紙でカバーに穴をあけます。
こんな感じ
加工したらカバーを固定してカメラを配線します。
この段階ではカメラは仮止め状態にしています。
向きわかんないから・・・
純正の配線と同じようにカメラ線を通します。
カバーを元に戻してサイドカメラのドアミラー加工は終了
サイドカメラ取り付け方法:車内への入線編
カメラの加工が終われば車内へ入線します。
通常は、ドアのゴムチューブを通して入線します。
が、50プリウスのドアヒンジの部分の配線はカプラータイプになってるため簡単には入線できません。
データシステムの50プリウス用の説明書では左のフェンダーの部分から入線しなさいと・・・
うーん面倒だな・・・
けど、カプラーを加工するのも大変そうなので説明書通りに作業してみました。
フェンダーライナーをめくると上の方にゴムがありました。
ゴムを取り外して、サイドカメラの配線を通します。
ヒューズボックスの左上くらいから入線できます。
ある程度の長さを入線しておきます。
ドアヒンジの部分はドアの開閉に支障ないように。
余った配線はドア内で固定
付属でブチルテープが入ってるので入線したゴムの部分に念のため巻き付けておきました。
サイドカメラ取り付け方法:電源接続編
続いて電源の接続です。
サイドカメラの電源はACCとアース。
5インチのモニターはACC、イルミ、アース、バック、サイドブレーキになります。
5インチモニターは2系統入力できるのでバック信号を接続したら2につないだ映像が映る仕組みです。
今回は、サイドカメラ1つだけなのでバック信号の接続は無し。
サイドブレーキは引いてる時だけ映像が映る線です。これはアースに接続。
イルミは、車のイルミネーションを点灯するとモニター画面が暗くなるようにです。
ACC電源はコンソールにあるシガーソケット裏から取り出し。
詳しくはこちらも参考に
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イルミの信号はエアコンパネルのイルミ信号から取り出しました。
ナビゲーションが外せるならナビの裏が簡単です。
今回は、盗難防止ロック付きで取り外せなかったため別々に取り出しました。
電源類を接続したら、映像を確認してカメラを固定して取り外した部品を元に戻して作業終了。
サイドカメラ取り付け後の状態
サイドカメラを取り付けた後の様子がこちら。
専用のキットなのできれいに固定できています。
5インチの別モニターはこんな感じです。
左前方までしっかりと見えています。
サイドカメラの角度的に左前のタイヤを狙ってる感じです。
別モニターに映すメリット・デメリット
今回別モニターを取り付けてサイドカメラを映しました。
メリットとしては常に映像を確認できること。
ナビに入力した場合は、画面を切り替える動作が必要になりますが別モニターなのでその必要なし。
デメリットとしては、モニターが小さめなので見えにくいこともあるかも。
あと、オンダッシュになってすっきりしない。ってことかな。
ミラータイプのモニターに映すことも可能ですが・・・
安いミラーモニターもありますが信頼性とか不明です。
ミラーモニターを選ぶ際には重さも考えた方がいいです。重いとルームミラーが下がってきます・・・
アルパインの50プリウス用のサイドカメラはどう??
最初に説明したようにアルパインからも50プリウス用のサイドカメラが販売されています。
カメラと取り付けキットが必要なので値段はちょっと高くなります。
信頼性や取り付けた完成度に関しては問題はないと思います。
取り付けに関して調べてみましたが、難易度は高めだけどきれいに取り付けできますね。
アルパインのプリウス用サイドカメラの取り付け説明書はこれ
データシステムとの一番の違いは、車内への入線方法。
アルパインは、純正のカプラーの一部分を加工して車内へ入線します。
加工しないとダメなので難易度は高くなります。時間もかかります。
ただ、純正の配線と同じように入線できるので見た目はきれいです。
難易度高くなるので業者さんの取り付け工賃もちょっと高いかも・・・
まとめ
今回、50プリウスのサイドカメラの取り付け方法を紹介しました。
サイドカメラは専用のキットなので仕上がりはきれいです。
モニターに関しては別モニターでもナビでもいいでしょう。使用頻度とか考えてどちらに映すか検討したらいいと思います。
ナビに入力できればの話ですが・・・。
あと、車内への入線方法がデータシステムとアルパインで違ってるので、データーシステムの場合でもアルパインの方法を真似すればきれいに配線はできますね。
加工することへのリスク(周辺の傷など)があるので慎重な作業が必要だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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