今日は自動車保険の話の続きです。

自動車保険の保険料とは一般的に若い人は高くなるというのが世の中の常識ですが、ところがもうひとつ保険料が高くなるリスクを負った層の人たちが居ます。それが60歳以上の高齢者です。

何十年も車を運転しているベテランドライバーであったとしても、やがて年とともに判断能力は低下し、危険予測も困難になっていきます。

これは人であれはごく当然のことですから何も落胆する必要はないと思うのですが、ただ、判断能力や認知したり、危険予測が30代40代ドライバーと比較して時間がかかるようであれば、それだけ制動距離も伸びるわけで事故を起こす可能性は高くなってきます。だから高齢者の自動車保険料は高くなるのです。

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また最近では高齢者が起こす事故の多くが警察や保険会社が理解に苦しむような事故、または想定できない予測不能な事故が頻発しており、中には致命的な事故も散見されている事から、保険会社も高齢者の申し込みに対しては特に慎重になっているのが現状です。

また地域の安全という観点から見ても、高齢者がハンドルを握るリスクを自身でわかってもらうために、全国の警察では定期的に60歳以上の高齢者に対して運転講習や免許証の更新時に判断能力を計測するなど、高齢者特有の慢心運転に繋がらないよう衰える運転技術を自覚しまたそれを啓発する活動を行っています。

このように年齢が高くなるとどうしても判断能力が鈍りますので、それだけ事故を起こす可能性が高く、人に怪我をさせたり、または被害者に致命的な後遺症を負わす可能性があるくらいなら、いっそのこと運転そのものをやめてしまうのもリスク分散の観点からみると正しい方法なのかもしれませんね。

今日はここまで・・・




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