今回は、C27セレナの前後ドライブレコーダー取り付け方法を紹介します。

車両はこちら

2016(平成28)年8月以降のモデルです。

リアゲートにハーフバックドアが装備されてる車両ですね。

リアゲートのガラス部分だけ開けれるので便利なんです。

今回、この車両に取り付けをした前後ドライブレコーダーですが、カーナビの取り付けも同時だったためケンウッド製のフロント用ドライブレコーダー、リア用ドライブレコーダーを取り付けしました。

フロントは、DRV-N530

リアはDRV-R530

商品はこれらを取り付けましたが、基本的な取り付け方法は他の前後ドライブレコーダーでも同じようにできます。

個人的におすすめの前後ドライブレコーダーはこちらの記事を参考に


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では、フロントのドライブレコーダーの取り付けから紹介します。

C27セレナのフロントドライブレコーダーの取り付け方法

C27セレナのフロントドライブレコーダーの取り付け位置のイメージはこんな感じ。

運転席側は視界の邪魔になりそうなので助手席側へ。

C27セレナの場合取り付け位置に注意点があります。

cara1

基本的に、フロントガラスの上部20%以内、ワイパーの拭き取り範囲がおすすめなのですが、セレナの場合ワイパーの拭き取り範囲が狭いというかフロントガラスの上まで全然拭かないんです。


だから、視界のことを考えてガラスの上の方に取り付けるとワイパーが全然拭かない位置にカメラのレンズがくることになります。

雨の日の映りは気にしないなら上の方に固定しても良いでしょう。

逆に、雨の日の映りも気にしてしっかりとワイパーの拭き取り範囲に固定しようとすると、フロントガラスの上部20%を超えてしまう事になり、車検に問題が出る可能性があります。

また、車両の中心付近に固定するとセンサーのカバーが映り込む可能性もあります。

cara1

私の場合、固定は一番最後に映像を確認しながら、カバーの映り込み、ワイパーの拭き取り、などバランスをみて固定しています。

ドライブレコーダーの配線の取り回しはこんな感じです。

ナビ連動のドライブレコーダーなので助手席配線で、電源等もナビ裏から。

ドライブレコーダー単体の取り付けの場合の電源

ドライブレコーダーを単体で取り付ける場合、ナビの裏から電源取り出してもいいですが別の場所からも電源は取り出せます。

 

それが運転席側のハンドル右奥あたりにあるオプションの茶色のカプラー

※追記:途中からこの茶色のカプラーが無くなってるようです。マイナーチェンジした2019(令和1)年8月以降の車両はこのカプラーがないかもしれません。

茶色カプラーがない車両は、センターコンソール下部にシガーソケットが付いてました。

ただ、電源はタイマーが働くためエンジン止めても電気流れてます。ヒューズかナビ裏しかないのかも・・・

茶色の4Pカプラーに、バッテリー電源、IG電源があるのでここから取り出すことも可能です。位置はテスターで確認してください。

最終的に、映像の映り方を確認して固定した位置がこんな感じ。

ドライブレコーダーのカメラレンズの位置が本体の右か左によって、固定位置を左右に調整してます。

C27セレナのフロントドライブレコーダーの取り付け方法はこんな感じです。

C27セレナのリアドライブレコーダー取り付け方法

C27セレナのリアドライブレコーダーの取り付け方法ですが、配線の取り回しによっては困難な作業になります。

というのも、ハーフバックドアの中の配線が簡単にはできないからです。

 

理想の配線の取り回しはこんな感じです。

車内に引き込めたら右回しでも左回しでもどちらでもいいです。リアドライブレコーダーの配線が短そうなら運転席側を通して最短距離にした方が良いです。

また天井を通さずにステップとかを通しても良いでしょう。

ハーフバックドアの内部配線は右側のチューブを利用します。

ハーフバックドアの中の配線が無理な場合は、途中から配線を露出させてリアドライブレコーダーを取り付けることもできます。

見た目は非常に悪くなるでしょう。

 

まずは、ハイマウントストップランプの取り外しから始めます。

C27セレナのハイマウントストップランプの外し方

ハイマウントストップランプは2ヶ所で固定されています。

右のツメは固定で左の爪がスプリングのように可動します。

このツメを押すと意外と簡単に外れます。

外れない場合は上から下げるような形で上のツメを外してからカバーを取ります。冬場は樹脂が固いので簡単に外れませんでした・・・

矢印の向きで薄いヘラ等でツメを押します。

あと、配線を通すためハイマウント下にあるカバーも外します。

ハーフバックドア内の配線の通し方のコツ

難易度の高いハーフバックドア内の配線の方法です。

ゴムチューブを外してまずは配線通しの棒を通します。

ただ、この作業が難しいんです。パネルが圧着されているため開口部分はチューブの所とハイマウントの所。

特にハーフバックドアのヒンジの部分が通しにくいです。

ヒンジがあるのでかわして通そうとしても直角に近い曲がりだし、ハーフバックドアのパネルが2重構造のようになってて引っかかってばかり。

 

ハイマウント方向からとか左右何度もチャレンジしますが全く配線が通る気配がありません・・・。

知り合いの業者さんたちに確認すると、まぐれに近い感じで通せるらしい。

通らないとこの作業だけで何時間もかかったり・・・。

最悪は露出配線で見た目が悪い取り付け方法に・・・。

で何度か通したことのある知人に確認すると、チューブ側から配線通し棒を通したようです。

棒が通ったとしても配線が引っ掛かる可能性があるのでそのコツもアドバイスをもらいました。

 

私もかなり時間がかかりましたがなんとか棒を通すことができました。

ゴムチューブ側から指で2重構造の純正の配線が通ってる位置を確認しながら、ヒンジのあたりをめがけて何度か棒を差し込みました。

 

するとスルスルと入る位置が。そのまま押し込むと引っかかってしまう事もありましたが強引に押し込んで、ハイマウント側から指を入れると無事に配線通し棒を触ることができました。

内部に補強のためのリブのようなものがあるみたいで、うまくかわさないと引っかかってしまいます。

 

配線通しの棒が通ればドライブレコーダーの配線をくくり付けて引っ張ればいいのですが、内部のリブなどに引っかかってしまう恐れがあるので配線通しの棒を左右から押して、テンションをかけながらうまく引っ張ってきます。

内部の空間の中心くらいを棒が通るようなイメージ。

cara1

ドライブレコーダーの配線を棒にくくり付ける位置や棒の長さに注意しておきます。配線通し棒は長くないとできません

ドライブレコーダーの配線が通っても反対側はまだ配線通しの棒が残ってます。

こんな感じで、左右から配線通し棒をコントロールして通します。

 

一番の難関をクリアできればフロント部分までの配線。

ゴムチューブの中を通していきます。

車内の配線方法は、状況に応じて右か左。ウェザーストリップを外して天井部分を通せば比較的作業はしやすいでしょう。

もしくはフロアを通してステップからでもいいでしょう。

 

前後ドライブレコーダーのセット商品ならフロントドライブレコーダへ接続。

リアドライブレコーダー単体の場合は電源を接続します。

完成したリアドライブレコーダーの固定位置はこんな感じにしました。

ハイマウントストップランプのカバーを一部分カットして隙間から配線しカバーに添わせています。

ハイマウントストップランプのカバー部分の配線の取り回しは、リアドライブレコーダーのコネクターの位置でどちらからでもいいでしょう。

セレナのリアゲートの中を内視鏡カメラで確認してみた

このセレナの後にも前後ドライブレコーダーの取り付けをしたので、配線が通しにくいリアゲートの中がどんな構造なのかワイヤレスの内視鏡(ファイバースコープ)で確認してみました。

使用した内視鏡はコレ

スマホの画面で確認できます。

ハイマウント下のカバーから確認。

すぐに補強のリブのようなものがあります。

中の方にもリブがあります。ウォッシャ―ホースを固定してます。

その先にリアゲートのヒンジ確認できました。

リアゲートの上の部分は隙間は以外とありました。

途中にリブがいくつかあるのでそこに配線通し棒が引っかかる可能性はありますが、ヒンジの部分を超えてしまえば問題なさそうです。

このままカメラを入れましたがヒンジの先は見えませんでした。

 

チューブ側からもカメラを入れましたがうまく映りません・・・パネルが近すぎて焦点が合わない・・・

2重構造のパネルがどうなってるか見たかったけど無理でした。

前回と同じように配線通し棒を通して、どこを通ってるのか確認してみます。

 

結構狭い場所通ってます。

チューブ側から見た感じ。どうなってるかわかりません。

 

今回、ファイバースコープで確認しながら配線を通しましたが、難関はヒンジの部分ですね。

ヒンジを超えると後はスッと通ります。

カメラがあれば引っかかってる部分もわかりそうなので便利です。

コムテックの前後ドライブレコーダーのL字コネクター配線は通るのか?

ファイバースコープで確認した時に取り付けをしたのもケンウッドのドライブレコーダーでした。

リアカメラ用のケーブルの差しこみは太いですがストレートタイプ。

 

別の日に、コムテックの前後ドライブレコーダーのL字コネクターを通す機会がありました。

L字の場合、薄いですが幅があります。Lの向きでは引っかかる可能性が高くなります。

ある程度の構造がわかってたので、少し強引な感じで通せば無事に通すことができました。

 

コムテックやセルスターのようにリアカメラの配線がL字コネクターの場合も配線を通すことはできました。

まとめ

C27セレナのリアドライブレコーダーは、配線が通しにくくて時間がどれだけかかるかわからないとは聞いてましたが、確かにわからないです。

今回、初めてということもありましたがバックドアの配線通すだけで1時間近く悩んだりしてたと思います。

この作業は正直経験がないと少し難しいと思いますね。

初めてならまぐれで通せたらラッキーな感じ。

 

取り付けを業者に依頼するとしても、通常より時間がかかるかもしれないと思ってた方が良いかもしれませんね。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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