今回は、コムテックのデジタルインナーミラードラレコのZDR038の取り付けの話。

デジタルインナーミラータイプのドライブレコーダーが増えてきていますが、コムテックのZDR038を取り付けてみました。取り付けをした車はルーミー。取り付け時に気になったことや購入の際に注意しておいた方が良いことを紹介します。

コムテックのZDR038とは

コムテックから発売されてるZDR038ですが、デジタルインナーミラー機能が搭載された前後ドライブレコーダーです。ドライブレコーダー用のカメラはフロント、リア共にセパレートタイプ。なのでミラーの裏にレンズが付いてるタイプのものとは違います。

性能に関してはコムテックの他のタイプと変わりはない感じ。主要な機能は揃っているので十分な性能はあります。また、GPSが内蔵となっています。ミラータイプのドライブレコーダーの多くはGPSが別体になってるのが多くダッシュボード左前あたりに設置するのが多いですが、ZDR038はGPS内蔵でスッキリします。

また3年保証つきなのでトラブルが起きても安心です。

コムテックのZDR038は以下のような値段で購入できます。アマゾンや楽天で売られているデジタルインナーミラータイプのドライブレコーダーに比べると少々高めですが保証付きなので安心感が違います。

コムテックZDR038の取り付け例

ルーミーに取り付けてみたので簡単に紹介します。今回は駐車監視ユニットHDROP-14も付けました。

フロント、リアカメラは同じ形状のものが入ってます。レンズ側から見たらどっちかわからないですが、裏面に文字が印刷されていました。取り付けの際に間違えないように注意です。

説明書に重要なお知らせが書かれてました。謎の2Aのヒューズと一緒に・・・

電源コードについてるガラス管ヒューズが1Aですが2Aに交換しなさいということのようです。

別売のコードのガラス管ヒューズも2Aに交換必要です。HDROP-14のヒューズも2Aに交換。1Aのシールは剥がした方が良いですね。

2Aのシールが欲しい・・・

商品の中身で注意するのは、カメラの違いと管ヒューズの交換作業です。

フロントカメラの取り付け位置

フロントのカメラは助手席側のワイパー拭き取り範囲が推奨。フロントガラスの上部20%以内は必ず守りましょう。

カメラはコンパクトなので取り付け位置に困ることはなさそうです。ただし注意点があります。

cara1

コムテックさんの情報で、以下の記載があります。

※フロントカメラケーブルは約40cmです。長さが足りず取り付けができない場合は、ルームミラー裏にフロントカメラを設置するなどしてください。

フロントガラスとルームミラーが遠い車種の場合は注意しましょう。N-BOX、タント、タフトとか離れてるかな・・・

ルーミーの場合、ルームミラーは天井に固定されてるのでベースのカバーを外して配線しないとダメです。カバーとミラーの軸の隙間がないため加工も必要。

ルーミーの場合はカバーはクリップではめ込み式

作業効率のためにセンサーのカバーも外します。

配線通しの棒などを使用してフロントカメラ線、電源、リアカメラ線を通します。

フロントカメラを固定した感じがこれ

カバーに接近すると黒いカバーが映りこむので、映像を確認しながら固定した方が良いです。だから、フロントカメラの固定は電源などを接続した一番最後がおすすめ

あと配線を通すためにミラーの土台のカバーは削ります。

リアカメラの取り付け位置

リアのカメラの位置は、リアワイパーの拭き取り位置にレンズがくるのがおすすめです。リアワイパーの軌道を確認して固定します。ルーミーの場合は上部までワイパー拭き取ります。

軽自動車で後方の確認用のミラーが付いてる場合は、ミラーに映り込んだりする可能性あるので左右のどちらかにずらした方が良いです。N-BOXとかタントとかかな・・・

リアカメラを固定して車内へカメラ線を入線します。詳しい入線方法とか車種別で違ってきます。当ブログ内でも紹介してるので色んな記事を参考にしてください。

フロントまで線を通したらミラードラレコへ接続。

電源を入れてカメラの角度などを調整。画質はすごくきれいですね。まあ、他のミラータイプのドライブレコーダーも画面に関しては同じようにきれいです。今回の車両はリアガラスに濃い目のフィルムを貼ってましたが、問題なく後方が見えてました。

コムテックのZDR038を購入前に知っておきたいこと

ZDR038を取り付けてみて思ったことがあるので紹介しておきます。

購入前の注意点1

まず、最初にも紹介しましたがフロントカメラの配線が短いとこがあります。カメラ線は40㎝になっています。

ルーミーの場合でちょっと余裕がある程度でした。ルーフの内部の形状によっては直線的に配線できない可能性もあるので、そのような場合注意が必要ですね。

ミラーがガラスから離れてる車両は要注意です。

コムテックのホームページでも書かれてるように、最悪の場合はルームミラー裏にフロントカメラを設置するなどしないとダメになります。

購入前の注意点2

もう一つ気になったのが、GPSの受信感度。

ルーミーもなんですが、ルームミラーが奥まった位置にある車両の場合はGPSが天井で隠れた位置にあることになってしまいます。天井で遮られるので感度は悪いのかと思いましたが今回の場合はすぐに受信しました。

ただ、商品ページにこのような記載がありました。

自動防眩ミラー、デジタルインナーミラー、ETC内蔵型純正ルームミラー装着車での使用はできません。衛星の受信に時間がかかったり、測位が不安定になる場合があります。

ルームミラーに何かしらの電気部品があるとGPSの即位に影響がある可能性があります。

ETC内蔵型のミラーはBMWくらいかな・・・

自動防眩ミラー付きの車はたくさんあると思うので要注意ですね。ちなみに、コムテックのホームページで固定方法を紹介してる写真に違和感がありました・・・

シリコンバンドで固定を紹介してるんですが、よく見るとミラーにコネクターがあるしセンサーらしき穴も・・・

純正ミラーの形状も下が膨らんでスイッチでもあるんじゃないの??って形してます。このようなミラーの場合は使用できないってことかな?

コネクター外して自動防眩の機能を停止してたら大丈夫な気もしますが、試してみないとわからないですね。

購入前の注意点3

3つ目の注意点が、ミラー上部と天井との隙間。商品ページでは以下のように案内されています。

ミラー上部の隙間は3㎝必要だそうです。これに該当しそうなのがマツダ車かな?マツダ3とかギリギリ大丈夫なのかな??

まとめ

今回は、コムテックのデジタルインナーミラー機能搭載のドライブレコーダーZDR038を紹介しました。性能的には十分なので問題はないと思います。

GPSも内蔵でダッシュボードがスッキリするのもおすすめポイント。画面もきれいだし3年保証も付いてるので安心ですね。

ただし、注意したいのが取り付ける車両のルームミラーの形状や位置などです。他のデジタルインナーミラー機能付きのドライブレコーダーでも言えることかもしれませんが事前に取り付けたイメージをしておくことは必要ですね。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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