今回は、クラウンクロスオーバーのレーダー探知機の取り付けの話。
2022(令和4)年9月に誕生した型式5AA-TZSH35、6AA-AZSH35のクラウンクロスオーバー。レーダー探知機を取り付けましたが作業終了後にアクセサリー電源の取り出しで注意するべきことが発覚したので紹介します。
前記事のテレビキャンセラーとは別車両です。
取り付けをしたレーダー探知機
今回取り付けしたレーダー探知機はユピテルのLS2000。セパレートタイプのレーダー探知機です。
セパレートにこだわりがないなら新レーダー波移動オービスMSSSにタイプしたモデルを選ぶのもありかも
取り付け方法
レーダー探知機の液晶部分はダッシュボード右隅あたり。受光部は助手席前方に設置希望。
接地面がイマイチですが要望なのでこのあたりに設置します。電源線など通すのにAピラーや運転席下のカバー等を取り外し。
アクセサリー電源｜ここからの取り出しはNG！！
アクセサリー電源はどこから取り出そうかと探したら、コンソールボックスの中にシガーソケット、USB端子発見。このパネルもすぐ外せそうなのでここからアクセサリー電源を取り出してみます。後から重要な注意点が発覚。
クリップで止まってるので簡単に外れました。
引っ張ってみても配線に余裕があって結構出てきました。これはやりやすい
シガーソケットからアクセサリー電源繋ごうと思いますがアースの線色がいつもと違うなぁ～どっちが+だろとテスターで確認。薄紫に緑ラインが+側でした。
作業終了後にオプションカプラーとかないのか配線図を調べてて間違いが発覚！！薄紫の配線（藤色）はアルミ線のため電源・信号接続等はしてはダメらしいです。「電源や信号取得などのために、アルミ電線に他の電線を接合させないこと」って配線図に記載ありました。
作業時点では気が付きませんでしたのでそのまま接続。コンソールの中、運転席ハンドル下を配線して本体に電源繋ぎます。あと、助手席前に受光部設置。
外したパネルを元に戻して動作確認して作業終了。
アクセサリー電源はどこがいい？
このクラウンクロスオーバーのレーダー探知機の取り付けの後に配線図など調べてアクセサリー電源の取り出しでいいとこないか探してみました。この時にアルミ線のこと知りました。
オプションカプラーはどこ？
クラウンクロスオーバーのオプションカプラーですが結論言うと無いです。と言えばウソになるかもしれませんが、アクセサリー電源、IG電源がきてません。助手席側の足元に乳白色５Pがあるようですが、常時電源、アースしかないみたいです。
ドラレコの駐車監視の時には使えるかも・・・
オプションカプラーが無い場合の対策として、ジフウプレイスがETC電源を分岐する部品JP-CA120TTCを販売しています。クラウンクロスオーバーのETCも運転席右前にあるのでこれを使用して電源を分岐することも可能らしい。但し、新車時に標準装備のETCのみ接続できるそうなので注意が必要。
個人的にはETCに影響あると怖いので使いたくないですがレーダーくらいならOKでしょう。標準装備ETCじゃないと無理ですが・・・
おすすめのアクセサリー電源
他のアクセサリー電源はどこが良いのかな～と思ってるときに前記事で紹介したテレビキャンセラーを取り付けたクラウンクロスオーバーが入庫。内装色々と外してるときに見つけたのが、コンソールフロントにあるUSBソケット。
テレビキャンセラーを取り付けたクラウンクロスオーバーはここからアクセサリー電源を取得していました。
配線図を確認したところ、アルミ線ではない通常の配線の線色になってるのでここへの接続は可能。ヒューズの容量は7.5Aなのであまり大きいのは避けた方が良いとは思います。
ここからだと標準装備のETCが無くてもアクセサリー電源の接続は可能。あと、昔の定番のオーディオ裏は絶対やめた方が良いです。たどり着くまで大変だしACC電源わかりにくいし・・・
まとめ
今回は、クラウンクロスオーバーのレーダー探知機の取り付けの話をしました。レーダー探知機は特に難しいことはないでしょう。右隅設置でも一体型のレーダーの受光部は前方からしっかり見えるのでセパレートにこだわらなくても大丈夫です。
アクセサリー電源も今回はミスってアルミ線に繋いじゃいましたが、あの先はシガーソケットしかないし大丈夫かな・・・
車両の不具合等を考えるとメーカーが言ってるようにアルミ線からの取り出しはやめた方が良いですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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