今回は、N-BOXのエアバック付きAピラーの外し方の話

 

カーナビやETC、ドライブレコーダーなんかを付ける際に、Aピラーの内張りの取り外しが必要ですね。最近はAピラーにエアバックが付いてる車両も多くて簡単には外せなくなってます。

そこで、今回はN-BOXのエアバック付きAピラーの外し方、再利用方法、新品部品の情報を紹介します。

 

N-BOXのエアバック付きAピラーの外し方のコツ

N-BOXのAピラーカバーを取り外すには、赤丸部分を叩き込んでクリップのツメを解除します。

 

N-BOXのエアバック付きAピラーの外し方

 

ヤス1

追記:2017年9月(平成29年9月)にモデルチェンジしたN-BOXでもクリップの構造は同じです。

旧タイプは、軸が金属でしたが新しいタイプは軸が樹脂になっています。外し方も同じです。

 

Aピラーのクリップは元々は下の様な状態になってます。

ウェザーストリップをめくって隙間から覗くとわかります。

 

N-BOXのエアバック付きAピラーのクリップの状態

 

で、エアバックの文字の部分を叩き込むと下のようになります。

 

金属のパーツが入り込んだのわかります??

 

N-BOXのエアバック付きAピラーを外すクリップの状態

 

金属パーツが元の位置だと樹脂のツメが中で開いて抜けなくなってます。

 

叩き込む事で開いた爪が閉じるのでクリップを外す事ができます。

 

ただ、めちゃくちゃ硬い場合もあります。思いっきり叩かないと金属パーツが中に入りません。

 

硬い場合はピラーに傷が入りにくい材質の道具を使うのも必要かもしれません。ゴム系のハンマーとか・・・

ヤス1

いくら叩いてもピンが入り込まない場合、ドライヤーとかでピンの部分を少し温めてあげると入り込むかもしれません。

 

新型N-BOXのAピラーの外し方

追記:新型のN-BOXのAピラーの外し方ですがエアバックのクリップの外し方は旧型と同じ方法です。

 

Aピラーカバーのエアバックの文字の所をたたきます。

 

新型N-BOXのエアバック付きAピラーの外し方

 

叩く前のピラーのクリップはこんな感じ

 

新型N-BOXのエアバック付きAピラーのクリップ

 

ウェザーストリップをめくって隙間を確認したら上のような感じになってます。

新型のN-BOXは軸の部分も金属から樹脂製に変更されてます。

この状態から叩いて次の状態にします。

 

新型N-BOXのエアバック付きAピラーのクリップ

 

クリップの黒いパーツの位置が変わってるのわかりますか??

叩いてこのようにします。

 

あと、新型N-BOXのAピラーは2分割なのでガラス寄りのピラーカバーは引っ張ると外れます。

で、Aピラーを取り付ける場合はクリップの黒いパーツの位置を移動させます。

 

これが取り付けるときのクリップの状態

 

新型N-BOXのエアバック付きAピラーを取り付ける際のクリップの状態

この状態にしてピラーのエアバックの文字部分を軽くたたいて、黒いパーツを一段回押し込みます。

新型のN-BOXはAピラーが2分割になったのと、クリップが樹脂のみになったので旧型N-BOXよりも外しやすい印象があります。

 

Aピラーのクリップを外した状態と元の状態の違い

下の写真の、上がクリップを外した時の状態、下がピラーを取り付ける場合の状態です。

 

N-BOXのエアバック付きAピラーのクリップ

 

白い樹脂パーツが2種類の状態の真ん中の位置にきてる時が車両装着状態になります。

 

金属の軸が一部太くなってるので、その位置の時は樹脂のツメが開いた状態でピラーの穴から抜けなくなります。

 

多分、メーカでは再利用は不可パーツだと思います。必ず交換。でも自分でやってるとそんな訳にはいかないので再利用します。

 

Aピラークリップの再利用方法

Aピラーのクリップは再利用不可部品だと思うのですが、準備してないため再利用します。

 

樹脂のツメが4か所引っかかってるので、4個同時に解除しながらずらしていく必要があります。

で、私が考えたのが、いらない配線やタイラップなんかを利用してツメを4か所解除する方法。

 

N-BOXのエアバック付きAピラーのクリップの再利用方法

爪を起こして、配線とかタイラップを間に挟みます。

あとはクリップ外しなんかを使って頑張って取り付けれる状態にします。

 

N-BOXのエアバック付きAピラーのクリップの再利用方法

 

こじていくと1段目の金属の『山』を乗り越えますが、その位置が装着状態。

さらにもう1段の『山』をこえます。2段超えるとOKです。

 

無事に取り付けれる状態になればピラーに戻してボディーに取り付けます。

取り付けの際は、1段金属の『山』を越えさせる必要があるのでピラーを叩いてツメが広がる位置にします。

 

普通に取り付ければ問題ないですが、叩き過ぎると取り外し位置まで入り込むかも・・・

と言うことで、エアバック付きのAピラーの外し方とクリップの復元方法でした。

これはあくまで一つの方法です。

 

思いっきり叩いても金属が入り込まない場合の対処法

叩いても入り込まない!!こんな場合もありえます。

その場合は、クリップはボディーに残しておいてピラーからクリップを外す方法とか叩かずにこじてクリップを外す方法が考えられます。

どちらも、構造がわかってるから出来る事。

 

クリップは残った状態でピラーを外す方法

クリップはAカバーにスライドで入ってるので、Aピラーカバーを上にスライドしたら外れます、その最、他の部分の樹脂クリップをボディーから外しておいての引っ張りあげます。

でもスライドも硬く入ってますし、ピラーとダッシュボードも効いてるのでで軽い力では無理です。

 

だからって勢いよく外したらチョー危険!!天井が傷つく可能性があります。

 

勢いよく引き上げると突然外れてそのままピラーの上部が天井に・・・ブスっと・・・この方法をしても私は責任を負いませんので。

ピラーが無事に外れたら、クリップの取り外しです。金属部分をハンマーとかで叩いても大丈夫でしょう。

 

クリップをこじて外す方法

クリップをこじる方法も、金属パーツと樹脂パーツの位置関係が理解できてるからの話。

どの位置にあると樹脂が閉じてクリップが外せるのかを知ってるからの対処方法です。

 

ただ、私が配線やタイラップで4か所のツメを広げたようなことができないため、金属の『山』の部分を越えさせるのは結構な力が必要かと思います。

変なこじかたをするとボディーを凹ませる可能性や傷まみれになる可能性も。

また無理にやるので樹脂のツメの部分が破損する恐れもあります。

 

どちらの方法にしろ、細心の注意が必要になりますので気を付けてくださいね。

一番良いのは、叩いて外して新品のパーツへの交換です。

 

N-BOXのAピラーのクリップの純正品番

Aピラークリップは基本的に再利用不可の部品なので交換することをおすすめします。

 

純正の部品番号は、

金属タイプが「91561-TA0-A01」

N-BOXのエアバック付きAピラーのクリップの純正品番

 

樹脂タイプが「91561-SJD-003」

 

新型N-BOXのエアバック付きAピラーのクリップの純正品番

 

 

まとめ

今回は、N-BOXのピラーの外し方を紹介しました。

エアバックが付いてるため簡単には取り外せないように作られてます。

 

Aピラーのクリップは基本交換部品なので、できれば交換するようにしましょう。

ネットでは買えなさそうなのでディーラーか車の部品屋さんで注文かな・・・。

そのうち誰かが販売するかも・・・

 




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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