今回は、N-BOXのドライブレコーダー取り付けの話。

N-BOXもJF1、JF2【2011年12月(平成23年12月)~2017年9月(平成29年9月)】とJF3、JF4【2017年9月(平成29年9月)~】のモデルがあります。

それぞれのモデルのドライブレコーダーの取り付け位置と電源情報を紹介します。

※前後ドライブレコーダーの取り付け方法も追記していきます。

前後ドライブレコーダーを検討してる方はこちらも参考に。


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JF1、JF2型N-BOXのドライブレコーダー取り付け位置と電源情報

JF1、JF2【2011年12月(平成23年12月)~2017年9月(平成29年9月)】のモデル

初代のN-BOXですね。

オーディオ周りはこのデザイン

今回、取り付けたドライブレコーダーはこちら

コムテックのHDR-352GHP

このHDR-352GHPは駐車監視ユニットが付属で入ってます。

ということは、アクセサリー電源と常時電源が必要です。

JF1、JF2型N-BOXのドライブレコーダー取り付け位置

ドライブレコーダーの取り付け位置は、フロントガラスの上部20%の範囲で録画された映像がワイパーの拭き取り位置に入るのがベストです。

JF1、JF2型のN-BOXでは、ブレーキのセンサーも付いてない車両は中心付近に取り付けは可能です。

センサー付きの場合は、センサーのカバーの左がおすすめ

端の方へ取り付けてしまうとワイパーの拭き取り範囲から外れるかもしれないので、雨の日とか映像が汚くなります。

電源ケーブルの配線方法は、Aピラーを外して天井裏を通す感じですね。

Aピラーの外し方はコツが必要ですよ。

あと、グローブボックスを外して配線の処理をします。

JF1、JF2型N-BOXのドライブレコーダーの電源情報

今回の作業では、アクセサリー電源と常時電源が必要なためオーディオ裏から電源を取り出しました。ナビ周りのパネル外したらネジ4本で固定されてます。

cara1

オーディオ裏だと、アクセサリー電源、常時電源、アースと接続できるので駐車監視機能があるドライブレコーダーの場合はここがおすすめ。

ただ、社外品のナビ・オーディオだと作業しやすいですが、純正のナビ等の場合は純正の配線がしっかりと保護されているので作業がやりにくいです。

常時電源のいらない普通のドライブレコーダーの場合は、シガーソケット裏から接続が楽な場合もあります。シガーソケットのパネルは少し硬いですが、クリップ外して引っ張れば外せます。

もしくは、グローブボックスの右横からもシガーソケットに接続されてる配線を見つけることができます。

シガーソケットの方へ向かっている配線の束の中の【太めの赤色と黒色の線】が、アクセサリー電源とアースです。配線が多い場合はちょっとわかりにくいかも・・・

※念のためテスターで測定してください。

JF1、JF2型のオプション電源カプラー

JF1型、JF2型はヒューズボックスのオプション電源カプラーからも電源の取り出しが可能。専用の部品が販売されてるので利用すると簡単です。例えばこんなの

JF1、JF2のN-BOXの電源は、オーディオ裏かシガーソケット、オプション電源から取り出すのがおすすめです。

JF3、JF4型N-BOXのドライブレコーダー取り付け位置と電源情報

JF3、JF4【2017年9月(平成29年9月)~】のモデルで2代目のN-BOXですね。

オーディオ周りはこのデザイン

JF3、JF4型N-BOXのドライブレコーダー取り付け位置

JF3、JF4型のN-BOXには安全運転支援システムの「Honda SENSING」が装備されているので、センサーのカバーの横に取り付けるのが一般的です。

運転席側に取り付けると運転手の視界の妨げになるかもしれないので、助手席側がおすすめ。ただ、ワイパーの拭き取り範囲に入るように取り付けるのが理想です。電源線の取り回しは、Jf1,JF2と基本同じです。

ただ、助手席側に配線を通す場合、配線を通す棒とか道具があればAピラーカバーは前側を取り外すだけで配線通せます。

cara1

前側のピラーカバーはクリップだけなので引っ張るだけです。エアバックの固定ピンを外す必要はありません。

グローブボックス外したら配線通しの棒を使って電源線を通すことが可能です。ただし、運転席側ではヒューズのユニット等が邪魔で助手席側と同じように通せなかったと思います。

JF3、JF4型N-BOXのドライブレコーダーの電源情報

JF3、JF4型のN-BOXの電源もJF1、JF2と同じ考えで良いと思います。ただ、オーディオ裏にアクセスするにはエアコンの操作ユニットを外す必要があり、これが結構硬いです。

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また、アクセサリー電源のみの場合はシガーソケット裏が比較的楽です。ただし、Jf1,JF2の場合のようにグローブボックス横に配線はありません。

シガーソケット裏の電源線がどのような取り回しかをたどってみましたが、簡単に取り出せる場所にはありませんでした。シガーソケットのパネル外すのが早いってことです。

左右の足元のクリップ外して引っ張ればパネルは外せます。フロアマットが邪魔になるかもしれないので少しずらした方が作業しやすいです。配線は、赤がプラス、黒がマイナス

他の電源の取り出しはヒューズボックスからですが、助手席側にドライブレコーダーを取り付けると取り回しが手間です。運転席側に取り付けると楽そうですが、Aピラーはちゃんと外さないとダメかもしれません。

JF3、JF4型のオプション電源カプラー

JF3型、JF4型のN-BOXはヒューズBOXにあるオプションの電源カプラーからも常時電源、アクセサリー電源の取り出しが可能です。専用の配線が売られてるのでこれあると簡単に電源取り出せます。

位置はヒューズボックスの右上。既に利用されてる場合は分岐タイプが必要かも

追記:ヒューズボックスからイグニッション電源の取り出し

個人的によくミラー開閉用の電源をル要しますがN-BOXはイグニッションで開閉します。そこでヒューズボックスのドアへ入線してる配線を見つけてテスターで確認。

ドアミラーはイグニッションで開閉するのでイグニッションのON、OFFで反応する配線を調べました。で反応があったのがこれ。何用のIG電源かわかりません・・・

ヒューズの上のカプラーの白色の配線。これがイグニッションで反応します。※後で調べるとP/W_RR_L_POWERってなってました。

配線もごく細ではないため信号線ではなさそうです。

ちゃんとミラースイッチ裏で確認したり配線図で確認すればいいのですがやってません・・・

一応取り付けた用品は正常に作動してました。

端の白線は、P/W_RR_L_POWER。その隣の緑が、P/W_RR_R_POWER。その隣の青がIG2_MIRRORでした。青線はちょっと細いですが7.5Aのヒューズでミラースイッチへ接続されていました。青線が無難かな・・・

接続はこれがおすすめ

細い線の場合はこちらがおすすめ

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JF3、JF4型N-BOXのドライブレコーダーリア取り付け位置

最近増えてきた前後ドライブレコーダーの取り付け。リアカメラの取り付け位置情報を紹介します。

紹介する車両はN-BOXカスタムの情報

リアドライブレコーダーのリアカメラはセルスターの前後ドライブレコーダーCSD-790FHGです。

※ユピテルの場合も追記してます。

リアドライブレコーダーの取り付け位置は、リアゲートのミラー下あたり

cara1

普段、リアゲートミラーを使用してる人はサイドにずらした方がいいかもしれません。ミラーに写り込む場合があります。

フロントと同じく、ワイパーの拭き取り範囲にカメラレンズがくるのが理想です。

JF3、JF4型N-BOXのドライブレコーダーリア取り付け方法

セルスターの前後ドライブレコーダーCSD-790FHGの場合

リアドライブレコーダーのカメラの取り付け方法ですが、まずはミラー部分を分解。

横のツメを押せば外せます。

ミラーの土台も外します。

この穴からリア用カメラの配線を通してきます。

イメージはこんな感じ。

ブーツをめくって配線通しの棒を使用して通します。

次は、車内方向への配線。

蛇腹のブーツの中を配線します。

配線通しの棒を使って車内へ配線

JF3、JF4型の場合は天井部分から配線が出てこないため、右下のカバーを外したところに配線が出てきます。①へ


※チューブの穴から左の方に天井とつながる穴がります。そこから入線すれば作業が楽になります。

追記:天井の穴を確認しました。向きは写真のような向きです。

左に通してうまくいけば出てきます。

天井の左の穴はこんな感じです。

これが通れば少しは時間短縮になりますよ。


①の続き

配線を入線したらフロント方向へ配線していきます。サイドパネルを浮かせて配線を固定していきます。

リアゲートミラー部分に配線を通すためにパーツの加工をします。

土台の一部をカットして配線が挟み込まないようにします。土台をリアゲートに取り付けて、配線が挟み込んでいないか動かして確認しましょう。引っ掛かりがあれば加工のやり直し。

次に、ミラー部分も加工します。

固定した際に配線を挟まないように一部分をカットします。今回は写真の位置をカットしてみました。

パーツの加工ができれば、ミラーを取り付けてドライブレコーダーリア用のカメラを取り付けます。

※後から気づきましたがこの位置の固定はお勧めしません。ミラーに映り込むので左右どちらかにずらした方が良いです。

カメラのレンズはワイパーの拭き取り範囲にくるように調整。リアカメラの角度は少し下向きにしました。

セルスターの前後ドライブレコーダーCSD-790FHGで紹介しましたが、リアのドライブレコーダーの取り付け位置や方法は基本的に同じような感じです。

追記:ユピテルの前後ドライブレコーダーDRY-TW9100Dの場合

ユピテルのDRY-TW9100Dも基本的に取り付け位置は同じです。

ただし、リアカメラの映像はデジタル信号で高画質で送るため、前後のカメラを接続するケーブルが太いです。

HDMIケーブルでフロントカメラ側とリアカメラ側でコネクターの形状が違うため、配線の方法を注意する必要があります。

リアカメラ側はストレートのコネクター。フロント側はL字コネクターです。

リアゲート側から車内方向ではなく、車内からリアゲート側に配線を通す方が楽だともいます。

ストレートのコネクターを配線するほうが通しやすいと思います。

あと、ケーブルが太いためセルスターの時とは違う加工をしました。

大きめの穴をあけてケーブルを通します。

ケーブルが挟まらないように切り欠きを入れます。

ここも加工

リアカメラを取り付けた感じはこんなの。※この位置もおすすめしません。ミラーに映り込む可能性あるので左右にずらす方がいいです。

配線が太くて極端な曲げはできないのでゆるく曲げる感じです。

フロントカメラへの配線はセルスターと同じですが、配線が太いのでセルスターの配線が通せた場所も無理なところがありました。

内装パネルを追加で外す場合もあるかと思います。

ユピテルの前後ドライブレコーダーDRY-TW9100Dの注意点

このドライブレコーターDRY-TW9100Dの注意点は、前後カメラのコネクターの向きもあるのですがケーブルの長さにも注意が必要です。

カメラケーブルが約6mしかありません。

N-BOXだったので届きましたが、意外と余長が少なかったです。

ミニバンクラスだと取り回し方法ではケーブルの長さが足りない場合もあると思います。

普通車でもNGが出るかもしれません。

作業の途中でケーブルの長さ足りないとか最悪だから、軽四以外にはDRY-TW9100Dはあまりお勧めできませんね。

まとめ

今回、N-BOXのドライブレコーダー取り付け位置(リアカメラも)と電源情報を紹介しましたが、モデルによって多少異なりますが基本的には同じ考えです。

  • アクセサリー電源だけならシガーソケット
  • 常時電源も必要ならオーディオ裏
  • 取り付け位置は、ガラスの上部20%以内でワイパーの拭き取り範囲
  • リアカメラは真ん中の上部でワイパーの拭き取り範囲

ヒューズから電源取り出しも可能ですが、取り回しに手間がかかる場合も・・・。

どの方法にしてもN-BOXのドライブレコーダーの取り付けは少し手間がかかります。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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